あもだです。こんばんは。
労働基準法の3回目。
今回から他のクラスが合流したとかで、教室が満員になりました。
仕事の関係でいつもより到着が遅くなってしまったのですが、
空席がないかと思うくらいの盛況ぶりでした。
次回はもっと早くいかないと…
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労働基準法 3
さて今回は、賃金支払いの5原則と労働時間に関するもの。
テーマとしては非常に重いやつですね。
この辺、かなり実務とかぶってくるので、予習をしていて大分理解しやすいと思いながら読んでいました。
実際にクライアントに説明するときに、賃金支払いの原則を用いて説明したり、
労働時間の相談を受けたりということも多いのです。
労基法は年金とは異なり、試験の内容がそのまま実務に直結するのでモチベーションが上がります。
今回は、重いテーマとはいいながらも、前回とは異なりそこまでの延長はなかったです。
この辺も良かったかな。
労働基準法を守っていたら会社経営なんて成り立たないという妄言
さてさて、たまにこんなことを言う経営者がいますね。
これ、ほんとに意味がわからない。
たしかに、しっかりと労働基準法を守ろうとしたら大変ですよ。
労働時間をきちんと管理して、1日8時間以内、週40時間以内の労働にしたり、
一度雇ってしまったら解雇もそう簡単にできないですからね。
さらに、労基とはそれるけど、社会保険に入ったら、
健康保険料とか厚生年金保険料とか折半で払わないとだし、
従業員ごとにお金もかかってしまう。
経営者の言いたいこともわからなくはないです。
でもですね、何をいっているんだと思うんです。
経営者たる者、従業員を守ってあげなくてどうするんだと思うんです。
どういう意図で会社を起ち上げ、どういう目的で会社を経営しているのかは分かりません。
でも、きっと大きな夢や希望があって、大変な道を選んだのではないかと思うのです。
従業員は、そうした夢や希望を一緒に分かち合う仲間なんじゃないのか?
ということです。
世の中ではブラック企業がまかり通っており、
従業員のことを体のいい道具がなにかと勘違いしてる経営者も残念ながら存在しています。
無駄な長時間労働を強いたり、ハラスメント行為を平然と行ったり、枚挙に暇がありません。
そういう方々は、どうして従業員の立場に立って、仕事を捉えることができないのでしょうか。
こんなことをいっていると、青臭いとか理想論に過ぎないとか言われるかもしれませんが、
間違ったことをいっているつもりはありません。
青臭くたっていいんです。
社労士は、あくまで経営者側から顧問料をもらう立場なので、
どうしても経営者側の立場でアドバイスすることがほとんどです。
私はまだまだ実力不足で、必ずしも経営者、従業員双方にとっていい提案ができてはいない場面も多いです。
ですが、今後も研鑽を怠らず、少しでも青臭い理想論が現実となっていくよう、努力を続けていきたいと思います。
えらく話が逸れちゃいましたw
ではでは。
コメント
初めまして。
>労働基準法を守っていたら会社経営なんて成り立たないという妄言
妄言、は同意です。中小企業だと、妄言を(個々の)現実、と言い換えた場合は成り立つと思います。
中小の経営者の悩み(基準法・保険料・人材の質量不足)は、耳にしていても深そうです。
中小の特例(10時間かな・・・44時間は業種別かな汗)とか労基法で学びましたが、さらに柔軟な色々な特例で中小の雇用が支援されるといいなと思います。
by mura 2018年10月11日 13:07
>muraさん
あもだです。初めまして。
コメントどうもありがとうございます!
業務で社長さんなどからお話を聞いていると、
やっぱり人を雇うって大変だ、ということをよく伺います。
会社規模が小さければ小さいほど、そういう傾向が強いように感じます。
とはいえ、会社規模が大きくなくても、
従業員のことを考え、しっかりと給与を支払い、時間外勤務の手当も支払い、
有給休暇を与えるという、労働基準法をちゃんと守っている方も当然いらっしゃいます。
結局のところ、経営者の考え方ひとつなんだなと、日々感じています。
労使どちらの側も、お互いに幸せになれる世の中がくればいいなと思いますね。
by barpants 2018年10月11日 23:40