堂々と仕事をサボって健康セミナーに行ってきた

あもだです。こんばんは。

会社で健康保険組合の主催する健康セミナーに参加してきました。といっても、参加者が集まらなかったらしく、人数合わせで行ってくれと上司から指名を受けての参加でした。堂々と仕事をサボれるので、喜び勇んで参加してきたわけですが、これがなかなか面白いセミナーでラッキーでした。はじめは適当に話を聞いておけばいいかなくらいのやる気のない態度だったのですが、途中からこれひょっとしてブログのネタになるのではないかと思い、結構真剣にメモを取りながら話を聞いていました。今日はこの感想を書いていきます。

ADLの重要性

ADL：日常生活動作についてのセミナーでした。どういうものかというと、糖尿病などの生活習慣病が近年増えている原因の1つとして、日常生活で筋肉を使わなくなっていることを挙げ、それを改善するためには日常生活での動作を増やしていこうというものです。ようは、最近は楽しすぎだから、もっと体を動かそうということ。ただ、体を動かすとはいっても、ジムに通って筋トレのような非日常的な動きではなくて、エスカレータではなく階段を使うとか、立ったまま靴下を履くなどといった、日常的な動きをメインに増やすということです。
ジムに通い始めた私にとっては、ちょっとどうかなと思うような内容ではありましたが、たしかにトレーニングしている時間より、日常生活の時間の方が割合的に多いんですよね。また、ジムなどが今よりもない昔よりも、ジムが普及した今の方が糖尿病患者が多い、だから健康とジムには因果関係がないという意見も納得せざるを得ませんでした。
講師に言わせると、最近は昔と比べて座ってばかりらしいです。1日のうちで何時間立ってますか？と聞かれたときに考えてしまいました。
通勤時間は座って通勤します。座るために定期券区間を伸ばしてまで座れるようにしました。勤務中はトイレ以外すべての時間で座っています。昼食も弁当なのでフロアから出ることすらしません。帰宅時も始発駅からなので座って帰ります。家に帰ってからも、食事と風呂くらいで座っているどころか、寝転がってテレビを観ることもあります。
そこで最初の質問です。ひょっとして、私、1日のうち1時間も立っていないのではないかと気が付いてしまったのです。これ、言われてみて気が付きましたけど、大変なことなのかもしれません。なんでも、座っている状態を1時間続けると、22分寿命が縮むそうです。通勤に往復4時間、仕事で8時間くらい。12時間座っていると仮定しても、1日当たり約4時間も寿命を縮めているんです。1週間で28時間、1ヶ月で112時間なので約5日、1年で2ヶ月の寿命を失っている計算です。やばいですよ、これは。逆に、このうちの何割かでも立って生活するようにすれば、現在の生活習慣も大分変わるのではないかと思います。では、どうすればいいか。

ADLを増やすには

立っている時間を増やす

まず、座らないこと。家でゴロゴロしているのではなく、少しでも立っている時間を増やすということです。例えば、着替えや風呂の中で体を洗うときなどでも座って行うのではなく、立って行うようにするだけで、筋肉を使うことになり日常生活動作を増やすことができるというわけです。たしかに、一つ一つの動作は大したものではないです。が、少しずつの積み重ねが必要なのだと講師はいっていました。

歩数を増やす

目標として9000歩とのことでした。で、実際どのくらい歩いているかを平均すると7500歩くらいとのことで、この1500歩をどのように埋めるかが課題になってきます。これをADLで埋めるということです。たとえばエレベータではなく階段を使うとか、車を使ってしまうところを歩いてみるだとかで簡単に1500歩くらいはいくそうです。

面倒くさがりをやめる

結局はこれに尽きるのかなと思います。私も昔から面倒くさがりなので、少しでも楽できるように日々の行動も省エネスタイルです。歩くときは一歩でも少なく歩きたいですし、電車などでも一駅でも座りたいです。（まあ、電車内とか混雑しているところでは立っていると邪魔なので座るべきだと思いますが…）これが駄目だというわけです。これをある意味極めちゃうと、動かなくなりますしね。生活習慣病一直線というわけです。
考えてみれば、最近、毎日料理を作っていません。日曜日などにまとめて1週間分作っておいて、平日はそれを温めて食べるという形です。面倒ってわけではなくて時間短縮なんですが、毎日料理を作れば、その分ADLを増やすことができます。料理するって結構疲れるんです。ずっと立ちっぱなしですしね。これを毎日やれれば今回のセミナー内容を満足できるのかもしれませんね。問題は時間なんですけどね…
とにかく、面倒くさがらないということが重要だということですね。

この他にもためになる話がいくつもありましたが、大まかにいうとこんな感じです。生活習慣を変えるというのは、それはそれは難しいことです。慣れたものを変えるときってエネルギーが必要ですし、エネルギーを使うときって疲れるんです。疲れるの嫌ですもんね。でも、たしかにこのまま動かない省エネ生活を続けていくと、糖尿病などの生活習慣病になってしまうというのも納得できます。なにがきっかけでもいいので、どこかしらで改善していく必要があるわけです。私にとっては、ジムに通うというきっかけで食生活まで見直すことができました。また、ブログを始めたというきっかけで、積極的に外に出たり様々なものに興味を持つようになりました。きっかけはどこにあるかわかりません。でも、きっかけさえあれば、変わることができると思うのです。健康面に関して、今回のセミナーがきっかけになるか分かりませんが、意識的に日常生活で動きを増やしていく必要があると強く感じました。
気合入れて書きすぎましたｗ

ではでは。